差し目地工法による法人向け吸音内装
Acoustic interior · Corporate
差し目地工法による法人向け吸音内装
意匠性と吸音性能を両立する吸音システム
対象:設計事務所、内装会社、法人担当者向け

こんなお悩みはありませんか
- 会議室で声が聞き取りにくい
- オフィスで反響が強い
- スタジオや練習室の響きを整えたい
- デザインを崩さず吸音したい
音漏れだけでなく「室内の聴き取りやすさ・疲れにくさ」を整えたい法人案件で、差し目地工法が選ばれています。

差し目地工法とは
オフィスや会議室、スタジオ、店舗空間では、音漏れだけでなく、室内の響きを整えることも重要です。
会話が聞き取りにくい、音が反射して疲れる、楽器や音響機器の音がまとまりにくい。こうした課題に対して、見た目を損なわずに吸音性能を取り入れられるのが差し目地工法です。
差し目地工法は、吸音用グラスウールに表面材を組み合わせた吸音内装システムです。防音室の遮音工事とは目的が異なり、主に反響改善・音の明瞭性向上を目的とします。

- 吸音内装工法(反響改善/明瞭性の向上が主目的)
- 特殊ジョイナー+グラスウールで納まりと性能を両立
- 乾式工法(接着剤を使わない構成)で改修にも組み込みやすい
法人案件で選ばれる理由
意匠性を損なわず導入しやすい
目地幅・貼り方・表面材で表情を調整でき、ミニマルなオフィスからラウンジまで幅広く調和します。
設計段階から組み込みやすい
図面段階での断面・納まりのすり合わせが可能です。内装会社・設計事務所様との連携も行います。
中高周波帯の反響改善に向く
会話の明瞭さや、楽器・上映・配信など「耳に残る高音域」まわりの整えに適します。※要件に応じ低域対策は別途ご相談ください。
天井・改修にも計画しやすい
天井パターンにも展開しやすく、リニューアルで一部分だけ吸音を足したい案件にも向きます。
用途に応じて仕様を調整しやすい
貼り方・目地幅・表面材、グラスウールの密度や厚みを、用途と意匠に合わせて組み立てやすいのが特長です。

仕様・技術情報(目安)
数値はシステム・メーカー・現場条件により異なります。最終は図面・仕様書で確定します。
| 基本厚 | 25mm |
|---|---|
| 50mm 対応 | 下地調整により対応可能(案件条件により検討) |
| グラスウール密度 | 32〜96kg/m³ |
| 得意な周波数帯 | 500Hz〜4000Hz の中高周波数帯 |
| 施工方法 | 乾式工法(特殊ジョイナー取付 → グラスウール充填 → クロス/表面材仕上げ) |
| 貼り方 | 横貼、縦貼、斜め貼、パネル貼など(意匠に合わせて) |
| 目地幅・目地割 | 目地幅・ピッチは図面で調整。目安として、短手方向は約450〜900mmの範囲で計画、長手方向は目地無しで約5000mm程度まで対応可能なケースがあります。 |

残響時間シミュレーション
ここは差別化ポイントです。容積と構成素材が分かれば現状の残響時間を算出し、用途に応じた最適残響時間を目安に仕様をご提案できます。施工後の予測値は報告書として提出可能です。
- 容積と構成素材から、現状の残響時間を算出
- 用途に応じた適正残響時間を目安に、仕様を提案
- 施工後の予測値を報告書(PDF)として提出可能

施工手順
乾式工法のため、納まりを整えながら意匠性の高い吸音面をつくることができます。設計意図に合わせて目地幅や貼り方を調整できるのも特長です。
01
施工前確認
躯体・既存仕上げ、設備ライン、他工種との干渉を確認します。
02
ジョイナー取付
目地の基準線に沿ってジョイナーを取り付け、面の精度を確保します。
03
グラスウール充填
密度・厚み、隙間処理を管理し、性能のばらつきを抑えます。
04
クロス・表面材仕上げ
端部・コーナーの納まりを整え、意匠の完成度を高めます。

施工事例
写真だけでなく、事例ごとに1〜2行の説明を添えています。詳細は施工事例一覧もご覧ください。

オフィス・会議エリア
打ち合わせ室の反響を抑え、Web会議時のクリップノイズ/マイク音質を改善した事例。

スタジオ・練習室
楽器再生域の耳ざわりを整え、配信・録音に耐える響きに近づけた事例。

カラオケ・エンタメ空間
大音量でも室内が荒れにくいよう、吸音と内装意匠を両立した事例。

ピアノ室・演奏空間
近隣配慮と室内の響きのバランスを、仕上げと吸音で調整した事例。

楽器メーカー・試聴室
製品評価に適した聴感を目指し、残響と音色の再現に寄与した事例。
調整できるポイント
- 貼り方(横貼/縦貼/斜め貼/パネル貼)
- 目地幅・ジョイナーの見え方
- 色・表面材(同系色〜アクセントまで)
- アクセント使い(面の強弱・帯状の貼り分け)
- 採用システムによっては曲線・立体意匠にも対応可能

マヤサウンドができること
- 防音(遮音)と吸音の両面から提案できる
- デザイン性を重視した提案ができる
- 設計段階から相談できる
- 法人案件の実績がある(図面・報告書体裁にも対応)

よくある質問
防音工事との違いは何ですか?
防音工事は主に「外へ音が漏れる/外から音が入る」を抑える遮音が中心です。差し目地工法は内装側の吸音・反響制御が主眼で、目的と期待値が異なります。必要に応じて両方を組み合わせるご提案もします。
どんな場所に向いていますか?
会議室、オープンオフィス、スタジオ、店舗、試聴室など、反響や明瞭度が課題となる空間に向きます。要件次第では他工法との併用も検討します。
既存空間にも施工できますか?
改修・リニューアルで部分的に導入いただくケースもあります。既存仕上げ・躯体条件により可否・納まりが変わるため、現地調査と図面確認が必要です。
設計段階から相談できますか?
可能です。図面段階での断面検討、仕様すり合わせ、残響の目標値の整理まで対応します。
改善の目安は事前に分かりますか?
容積や素材情報が揃えば、シミュレーションに基づく目安や改善方向性をご提示できます(保証値ではなく設計上の指針となります)。
まとめ
差し目地工法は、意匠性と吸音性能を両立した法人向け吸音内装です。
会議室、オフィス、スタジオ、店舗など、反響や聞き取りにくさが課題になる空間で効果を発揮します。
設計段階から相談可能です。図面が揃っていればスムーズにご提案できます。

