【これ知ってた?】音の3要素とは?高さ・大きさ・音色の特徴
今回は、音の3要素とはなにかを解説していきます。
私たちが普段耳にしている音は、3つの要素から成り立っています。
人は、知らず知らずのうちに3つの要素を感知し、いろいろな音を聞き分けているようです。
ときには心地良く、ときにはストレスとなってしまう音は、状況よって聞こえ方や感じ方が変わりますが、こういったことにも3つの要素が関わっています。
音の3要素について理解していれば、テレワークをより快適なものにしたり、騒音トラブルを未然に防いだりすることができるかもしれません。
家にいる時間が増えて、音について気になっていたという方は、ぜひチェックしてみてください。
防音・吸音専門
マヤサウンド
マヤ商会株式会社
スタジオ、ホール、映画館、音楽室、オーディオルーム、オフィス、会議室、談話室などの空間の音響にかかわる内装工事を主な事業としており、関西を拠点に北海道から九州まで幅広く防音工事を請け負っています。
2006年の創業から一貫してデザイン性と音質にこだわった音響の内装工事をしてきました。
現在では、そこで培った経験から防音製品も製作・販売しております。
音の3要素とは
音は、「高さ(音程)」「大きさ」「音色」この3つの要素によって成り立っています。
同じ「ドレミファソラシド」を鳴らしても、楽器によって違って聞こえる原因は、この3要素にあります。
音は物体が振動することで鳴りますが、このとき振動によって発生するのが、音波と呼ばれる音の波です。
音波は、波形の図で視覚化することができますが、この波形の図を見れば、それぞれの要素がどんなふうに変化しているのかを見て確かめることもできます。
続いて、紹介した音の3要素をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
音の高さ(音程) 【 音の3要素 】
音の高さは、音程と呼ばれることもあり、高い音や低い音があります。
音の高さを音波で見てみると、波の数は音の高低に比例して変化します。
この波の数が、周波数といわれるもので、単位はHz(ヘルツ)です。
高音のときは周波数が高くなり、波の数が増えますが、低温のときは周波数が低くなるので、波の数も減るというわけです。
楽器は、周波数を変化させることで、高低をコントロールしています。
たとえば、弦楽器は弦が長く太くなるほど低い音が出ますが、同じ弦を指で押さえることで、さらに音程を変えることができるのです。
通常、人間が認識できるといわれている周波数の範囲は20Hzから20,000Hz。
若い人が不快に感じると話題になったこともあるモスキート音の周波数は、20,000Hzに近い高音だそうです。
音の大きさ 【 音の3要素 】
音の大きさは、空気振動の大きさに関係しており、音波は振動に比例して上下に振幅が変化します。
空気振動が大きければ、音も振幅も大きくなり、小さければ、音も振幅も小さくなります。
これは、空気中で圧力の量が変化している現象で、変化の量を「音圧」で表します。
音圧の単位は、Pa(パスカル)といって、天気予報の気圧と同じですが、音をパスカルで表してしまうと、数値が大きくなりすぎて計測できないそうです。
そのため、音の大きさは、音圧レベルの単位であるdB(デシベル)で表します。
テレビ番組の声の大きさを計る企画などで、目にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
音色【 音の3要素 】
音色は、音波の質や形の違いに表れます。
周波数や音圧が同じでも、ピアノやドラム、ギターでは、素材や鳴らし方が違うので、それぞれ音波の形も異なり、その違いによって、人は音色を識別しています。
音が鳴るとき、ひとつの音しか聞こえていない気がしますが、実は、2つ以上の倍音と呼ばれる音が鳴っているのだそうです。
楽器でたとえると、基本の音の1オクターブ上が2倍音、さらに1オクターブ上が4倍音となり、楽器を弾いた瞬間の音には、たくさんの倍音が含まれています。
同じ種類の楽器で音色が違ったり、演奏者によって違う音色に聞こえたりするのは、楽器の作りや、演奏者の演奏技術によって、倍音の含まれ方をコントロールすることができるからです。
音の波長や振幅、倍音の含まれ方など、さまざまな要因が複雑に構成されて音色は作り出されています。
空気音と固体音とは?
音の3要素のほかに空気音と固体音というものが存在します。
詳しくは空気音と固体音の違いや特徴の記事でご覧ください。
音の聞こえ方や感じ方は 音の3要素によるもの
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで音の3要素についてご理解いただけたと思います。
普段何気なく耳にしている音も、3つの要素を意識してみると、いつもと違って聞こえる気がするかもしれませんね。
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